
こんにちは!
ジェイライン代表のトータル山本です!
今回の「現場ラジオ」は、いつもとちょっと趣向を変えまして、
AIで本当に曲を作ってみよう!
という回です。
しかも、あらかじめ作っておいたものを「はい、できました」と紹介するだけでは面白くない。
ということで、今回は番組をやりながら、その場でAIを使って曲を作ってみました。
使ったのは、音楽生成AIの**Suno(スーノ)**です。
私、もちろん作曲家ではありません。
楽器も弾けません。
音楽理論も分かりません。
それでも今は、AIを使えば普通に1曲作れてしまう。
いやあ、すごい時代になりました。
今回はそんなAI音楽を、実際の仕事や企業の情報発信にどう使えるのか?というところまで含めて、現場目線でお話ししています。
そもそもSunoって何?
Sunoは、AIを使って楽曲を生成できるサービスです。
例えば、
「明るいJ-POP」
「女性ボーカルで少し切ない感じ」
「元気の出るロック調」
といったイメージを指定すると、それに合わせてAIが曲を作ってくれます。
しかも今は単なるBGMではありません。
歌詞があって、ボーカルが入って、伴奏も入った、ちゃんとした1曲として出てきます。
自分で歌詞を用意して歌わせることもできます。
Sunoが登場したばかりの頃から私はちょこちょこ触っていましたが、当初は正直、
「面白いけど、仕事で使うにはまだ厳しいかな」
という印象でした。
ところが今は、かなり変わりました。
普通に聴ける。
というか、場合によっては、
「これ、本当にAIなの?」
というところまで来ています。
AIの進化、早すぎです。
私がAI音楽に注目している理由
私は普段、ホームページ制作や動画制作、Web広告など、企業の情報発信をお手伝いしています。
そこで以前から感じているのが、
音ってものすごく記憶に残る
ということなんですね。
昔のヒット曲を聴いた瞬間、
「ああ、この曲が流行っていた頃、こんなことしてたな」
と、一気に昔へ戻ったような気持ちになることってありませんか?
映像ももちろん強いのですが、音楽にはまた別の力があります。
CMソングなんかもそうですよね。
何十年も前のCMなのに、メロディーだけ覚えている。
つまり企業のプロモーションを考えたとき、
映像+音楽
という組み合わせは、やっぱり強いんです。
そこでAIによって音楽制作のハードルが一気に下がった今、
「これ、企業のPRにももっと使えるんじゃないの?」
と考えるようになりました。
AIアシスタント「みのりちゃん」も実は歌っています
ジェイラインには、AIアシスタントの「みのりちゃん」がいます。
普段は私と一緒に企画を考えたり、文章を作ったり、仕事の相談相手になったりしています。
まあ、私の壁打ち相手ですね。
ところが最近のみのりちゃん、アシスタント業務だけではありません。
動画に出演したり、PR活動をしたり、そして……
歌まで歌っております。
完全に芸能活動です(笑)。
「プロジェクトみのり」として、AIキャラクターを企業IPとして育てていく実験もジェイラインでは進めています。
今回の番組では、そんなみのりちゃんがこれまでに歌ってきた曲も何曲か紹介しました。
「ここから真夏」「修正依頼」「また寝るの2時」
今回紹介した既存曲は3曲。
「ここから真夏」
「修正依頼」
そして、
「また寝るの2時」
です。
特に「修正依頼」なんて、タイトルだけ見ると、
「そんなもの歌にする?」
という感じですよね(笑)。
でも、ここがAI音楽の面白いところだと思っています。
これまでだったら、
「修正依頼っていうテーマで歌を作ったら面白いよね」
と思いついたとしても、
作詞して、
作曲して、
歌ってくれる人を探して、
レコーディングして……
となると、普通はそこまでやりません。
アイデアで終わります。
ところがAIなら、
思いついたアイデアを、そのままコンテンツにできる。
これが大きい。
「また寝るの2時」は、かなり私自身がモデルになっています。
仕事をしていて、
「あれ?もうこんな時間?」
となるクリエイターあるあるですね。
タイトルだけでだいたい内容が想像できると思います(笑)。
こんな日常のちょっとした出来事まで1曲にできてしまう。
これは今までにはなかった表現方法だと思います。
では、生放送中に1曲作ってみます
ここからが今回の本番です。
せっかく長野県長野市から配信しているので、
「長野市の観光PRソングを作ってみよう」
ということになりました。
私のAIアシスタントのみのりちゃんに、
「長野県長野市の観光PRソングを作ってください。長さは1分くらい」
という感じでお願いしました。
昔の生成AIだったら、
「あなたはプロの作詞家です」
「優秀な作曲家として考えてください」
「以下の条件を守って……」
みたいに、かなり細かくプロンプトを書いていました。
でも最近は、そこまでやらなくてもかなり理解してくれます。
こちらの意図をくみ取ってくれる。
私はこれを使っていて、
AIによって自分の能力が拡張されている
という感覚があります。
作曲なんて今までできなかった。
というより、そもそも自分が曲を作ろうなんて考えもしなかった。
それが、
「長野市のPRソング作ってみようか」
と思ったら、その場で実際に形にできる。
これ、結構すごいことだと思いませんか?
AI音楽は「作曲家の代わり」なのか?
今回実際にSunoを使いながら改めて感じたのですが、私はAI音楽を、
単純に作曲家の代わりになるもの
とは考えていません。
もちろん、今まで人間がやっていた作業の一部はAIに置き換わっていくでしょう。
これは音楽だけではなく、Web制作でも動画でもデザインでも同じです。
でも私が一番大きいと思っているのは別のところです。
それは、
今まで音楽を作れなかった人が、音楽という表現方法を使えるようになったこと。
私がまさにそうです。
作曲できない。
歌えない。
楽器もできない。
それでも、自分のアイデアを曲にできるようになりました。
会社だって同じです。
これまでならテーマソングを作ろうなんて考えもしなかった小さな会社でも、AIを使えば挑戦できます。
例えば、
- 会社のテーマソング
- 商品ソング
- サービス紹介ソング
- 採用ソング
- 観光PRソング
- 地域ソング
- イベントソング
- YouTube番組のテーマ曲
- Podcastのテーマ曲
- キャラクターソング
などなど。
アイデア次第で、かなりいろいろな使い方ができます。
でも最後に決めるのは人間
ここは結構大事です。
AIに、
「曲を作って」
と言えば、曲は作ってくれます。
10曲でも20曲でも作れる。
でも、
何を作るのか?
誰に聴いてほしいのか?
何を伝えたいのか?
どの曲を採用するのか?
そして出来上がったものをどう使うのか?
ここは今のところ、やっぱり人間が考える部分だと思っています。
私もクライアントのテーマソングなどを作るときは、1曲作って終わりではありません。
場合によっては20曲くらい作って、その中から、
「これが一番いい」
というものを選びます。
AIが20曲作ってくれたとしても、最後に1曲を選ぶのは人間です。
みのりちゃんが歌詞を考える。
Sunoが曲を作る。
そして、
「よし、これで行こう」
と決めるのは私。
今のところ、この組み合わせが一番しっくりきます。
AIは人間の代わりではなく「できることを増やす道具」
私はAIについて、
「人間の仕事が全部なくなる」
みたいな見方はあまりしていません。
もちろん、言われたことをそのまま作業するだけの仕事は、かなりAIに置き換わっていくと思います。
これはクリエイターも同じです。
ただ一方で、
AIを使うことで、今まで自分ではできなかったことができるようになる。
私はこっちの方が面白いと思っています。
コードを書けなかった私がCodexを使ってWebアプリを作ってみたり。
絵を描けない私がAIで画像を作ったり。
そして今回は、作曲できない私が曲を作った。
能力がゼロだったものが、
AIを使うことで「ちょっとできる」に変わっていく。
56歳のおっさんでも、まだまだ能力拡張中でございます(笑)。
中小企業こそAIを「ちょっと使ってみる」と面白い
生成AIというと、
「難しそう」
「自分の仕事には関係なさそう」
と思っている経営者さんもまだ多いと思います。
でも、そんなに難しく考えなくていいと思います。
いきなり会社の業務を全部AI化する必要なんてありません。
まずは、
「会社のテーマソングを作ってみる」
くらいでもいいんです。
別にその曲をCDにして売らなくたっていい。
YouTube動画のBGMに使ってもいい。
イベントで流してもいい。
採用動画に使ってもいい。
SNSに投稿してもいい。
まず遊んでみる。
その中から、
「あれ?これ仕事にも使えるんじゃない?」
というものが出てくる。
私はAIって、そんな使い方から入るのが一番いいんじゃないかと思っています。
まとめ|AIで「表現できること」がどんどん増えている
今回は音楽生成AI「Suno」を使って、番組をやりながら実際に曲を作ってみました。
AI音楽の進化はかなり速いです。
ただ、私が面白いと思うのは、
AIが人間の代わりに作曲してくれることそのものではありません。
今まで音楽を作ろうなんて考えもしなかった人や会社が、
「音楽」という新しい表現手段を持てるようになった。
ここだと思っています。
Webも動画も広告もAIも同じです。
大切なのは新しい技術そのものではなく、
「それを使って何を伝えるのか?」
です。
ジェイラインではこれからも、私トータル山本とAIアシスタントのみのりちゃんで、
「これ、本当に仕事で使えるの?」
というものを実際に試していきます。
うまくいったことだけではなく、失敗したことも含めてそのままお届けするのが「現場ラジオ」。
今回、番組中に作った長野市の観光PRソングがどんな曲になったのか。
ぜひ動画本編で聴いてみてください。
▼今回の現場ラジオはこちら
それではまた次回。
合同会社ジェイライン
トータル山本
