トータル山本

こんにちは!
ジェイライン代表のトータル山本です!

最近、「副業クリエイター」という言葉を本当によく聞くようになりました。

動画制作、Web制作、デザイン、撮影、AIを使ったコンテンツ制作などなど。

会社員として働きながら、空いている時間を使ってクリエイターとして仕事を受ける。

私はこの働き方自体は、まったく悪いことだと思っていません。

むしろ将来的に独立を考えている人にとっては、副業から始めて実績を積んでいくというのは、とても現実的な方法だと思っています。

ただですね。

私は普段、自分自身がクリエイターとして仕事をする一方で、撮影やライブ配信などの現場では、外部のクリエイターさんやフリーランスの方へ仕事をお願いする「発注側」に回ることもあります。

そこで時々感じるのが、

「会社員やアルバイトの感覚のまま、仕事を受けていませんか?」

ということなんです。

今回の現場ラジオでは、そんな発注側から見た副業クリエイターについて、ちょっと辛口に話してみました。

▼今回の現場ラジオはこちら
https://www.youtube.com/live/BRKW2Nom1ks?si=zKW9mL4qnpwGRlM5

「副業だから返信できません」は発注者には関係ない

まず一番感じるのが、連絡のスピードです。

「昼間は本業の会社にいるので返信できません」

「メールを見るのは夜になります」

もちろん事情は分かります。

私だって撮影中なら電話にも出られませんし、すぐにメールを返せないことがあります。

ただ、発注する側からすると、

その人が副業なのか、本業なのかは基本的に関係ないんですよね。

特に撮影やライブ配信の現場では、

「明日の集合時間が変わりました」

「機材が1台追加になりました」

「クライアントから変更が入りました」

なんてことは普通にあります。

そんなとき半日連絡が取れないとなると、発注側としてはかなり困ります。

別にその場ですべて回答できなくてもいいんです。

「確認しました。○時頃に改めて返信します」

これだけでも全然違います。

私は昔から、

返信が早いことも仕事の能力のひとつ

だと思っています。動画でも、確認だけでも先に返すこと、撮影などで返信できない日は事前に伝えておくことの重要性を話しました。

業務委託になった瞬間、自分は「事業者」

次に感じるのが、お金に対する考え方です。

例えば現地集合の撮影をお願いしたとします。

そのとき、

「交通費は出ますか?」

と聞かれることがあります。

もちろん、交通費が別なのか込みなのか、契約条件を確認すること自体は何の問題もありません。

ただ私が違和感を感じるのは、

会社員が会社に交通費を請求するような感覚で考えているケース

なんです。

業務委託で仕事を受けるなら、自分は一人の事業者です。

「この現場まで往復2,000円かかる」

「移動時間もこれくらいかかる」

「それを考えると、この金額なら受けられる」

そこまで含めて、自分で条件を判断する必要があります。

交通費を別途請求したいのであれば、最初にそういう条件で見積もればいい。

大切なのは、

誰かに雇われている人ではなく、自分自身が商売をしているという感覚

だと思うんです。

「5時間かかったから5時間分ください」は違う

もうひとつ、クリエイティブの仕事で時々聞くのが、

「思ったより作業時間がかかったので追加料金をください」

という話です。

これも追加作業を依頼されたのなら当然別です。

最初の契約内容になかった修正や作業が増えたなら、追加料金を相談すればいい。

でも、

「自分が5時間かかったから5時間分払ってください」

となると、少し話が違います。

クリエイティブの仕事は、基本的に

何時間働いたかではなく、何を納品したか

で評価されます。

同じものを作るのに、

経験のある人なら30分。

初心者なら5時間。

だからといって、初心者の方が料金が高くなるというのはおかしいですよね。

むしろ経験や技術を積むことで、

同じ品質のものを短い時間で作れるようになる。

私はこれもクリエイターとしての技術だと思っています。

「スピードも品質」だと思っています

これは私がかなり重視しているところです。

スピードも品質です。

もちろん、速ければ雑でいいという意味ではありません。

一定の品質を担保したうえで、どれだけ早く対応できるか。

特にCMや映像制作では、納期が非常に重要です。

例えば「今日の12時までに納品してください」という仕事で、12時1分に完成しても意味がないことがあります。

放送や広告出稿の締め切りが過ぎてしまえば、それで終わりです。

だから私は、

納期を守ることも作品の品質の一部

だと思っています。

動画の中でも「スピードも品質」「絶対に守らなければならないのが納期」とお話ししています。

副業が悪いわけではありません

ここは誤解してほしくないところです。

今回かなり辛口に話していますが、

副業クリエイターだからダメ

と言っているわけではありません。

実際、

「今は会社員だけど、将来独立したい」

「そのために副業で実績を作っている」

「仕事が終わってから勉強している」

「昼間すぐ返信できなくても、休憩時間には確認する」

こういう人なら、むしろ私は一緒に仕事をしたいです。

問題なのは、

副業か専業かではありません。

アルバイト感覚なのか。

それとも、小さくても一つの事業をやっている感覚なのか。

私はそこが大きな違いだと思っています。

AIで「作れる人」は一気に増えた。でも仕事になるとは限らない

今回の後半では、AIについても少し話しました。

今はAIを使えば、動画も画像も文章もかなり簡単に作れるようになりました。

昔だったら専門知識が必要だったことが、プロンプトを入れるだけである程度形になります。

これはものすごい変化です。

私自身も動画制作やコンテンツ制作でAIをかなり使っています。

実際、仕事のスピードは以前とは比較にならないほど速くなりました。

ただし、

AIで映像が作れることと、クライアントに納品できる映像作品を作れることは別です。

クライアントワークでは、

「ここの文字だけ変えてください」

「人物はそのままで背景だけ直してください」

「この動きに合わせて修正してください」

といった細かな要望が普通にあります。

そこまでAIだけで自由自在にできるわけではありません。

結局、

編集技術。

構成。

シナリオ。

修正対応。

そしてクライアントの要望を読み取る力。

こういったものが必要になります。

動画でも最後に触れましたが、

映像を作れることと、映像作品を作れることは違う。

私は特に「シナリオ・構成」が重要だと思っています。

お金をもらった瞬間から、発注側から見ればプロ

今回、一番言いたかったのはこれかもしれません。

副業でも、本業でも関係ありません。

仕事を受けて、お金をもらう。

その瞬間から、

発注者から見ればプロです。

交通費をどうするのか。

連絡をどう管理するのか。

技術をどう磨くのか。

納期をどう守るのか。

仕事をどうやったらもっと早くできるのか。

全部、自分で考える。

「何時間働いたか」ではなく、

「どれだけ価値を提供できたか」

で考えていく。

これが会社員と事業者の大きな違いなんじゃないかなと思います。

私も一緒に仕事ができるクリエイターと出会いたい

今回は少し愚痴っぽい回になりました(笑)。

ただ、私は決してクリエイターを批判したいわけではありません。

むしろ、

「この仕事で食べていきたい」

「もっと技術を上げたい」

「現場経験を積みたい」

という人とは、ぜひ一緒に仕事をしたいと思っています。

ジェイラインでも、東京方面や長野県内の撮影などで外部クリエイターさんにお願いする機会があります。

技術が完璧じゃなくてもいいんです。

最初から何でもできる人なんていません。

でも、

約束を守る。
連絡を返す。
勉強する。
少しでも速く、良い仕事をしようとする。

こういう人とは長く付き合えると思っています。

私自身もまだまだ勉強中です。

AIもどんどん進化するし、動画制作の方法も変わっていく。

56歳のおっさんも置いていかれないように頑張ります(笑)。

副業でクリエイターを始めた方、これからフリーランスとして独立したい方、そしてクリエイターへ仕事を発注している企業の方にも、今回のお話が何かの参考になれば幸いです。

ぜひ動画本編もご覧ください。

▼副業クリエイター、その会社員感覚のままで大丈夫?発注側が感じる違和感【現場ラジオ】

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