トータル山本

こんにちは!
ジェイライン代表のトータル山本です!

今回は、現場ラジオで3回にわたってお話ししてきた「AIに見つけてもらえる会社、見つけてもらえない会社」シリーズの最終回です。

第1回では、広告やGoogleマップだけに頼るのではなく、自社ホームページやブログ、YouTubeなどに会社の情報をきちんと蓄積していくこと。

第2回では、AI検索の時代になるほど「何を言っているのか」だけではなく、「誰が言っているのか」も重要になるという話をしました。

そして第3回となる今回は、

「では、その情報発信を誰と作っていくのか?」

という話です。

ホームページ制作会社なのか。

広告代理店なのか。

マーケティングコンサルタントなのか。

SNS運用会社なのか。

最近ならAIコンサルタントなんて人たちも増えてきました。

経営者からすると、

「結局、誰に頼めばいいんだよ」

となりますよね。

今回は、約30年この業界で仕事をしてきた私なりの考えを書いてみたいと思います。

SEO、YouTube、SNS、広告……みんな言うことが違う

Web集客について調べ始めると、いろいろな話が出てきます。

SEO会社なら「SEOが重要です」。

動画制作会社なら「これからはYouTubeです」。

広告代理店なら「Google広告をやりましょう」。

SNS運用会社なら「Instagramを伸ばしましょう」。

最近なら「生成AIを使わない会社は遅れますよ」なんて話もあります。

まあ、ある意味当然です。

皆さん、自分たちの得意分野を中心に話しますからね。

いわゆるポジショントークです。

では、どれが正しいのでしょうか。

私の答えは、

どれも道具です。

ということです。

ホームページもSNSもAIも、全部「道具」

Google広告を出せばアクセスは増やせます。

でも、その広告の飛び先であるランディングページが魅力のないページだったらどうでしょう。

広告費だけ使って問い合わせは来ない。

ではGoogle広告が悪かったのか?

そうとは限りません。

LPの問題かもしれません。

LPは良かったけれど、商品そのものに魅力がなかった可能性だってあります。

これはSNSもYouTubeもAIも同じです。

高価な農業機械を導入したからといって、農業経営が必ず儲かるわけではありません。

作業効率は上がるでしょう。

でも、設備投資額や生産量、販売価格などを考えなければ事業として成立するかどうかは分かりません。

Webマーケティングもまったく同じです。

ホームページ、ブログ、YouTube、SNS、広告、生成AI。全部目的を達成するための道具にすぎません。

「これさえやれば売上が上がります」

みたいな魔法の道具は、たぶんありません。

制作会社・広告代理店・コンサルは役割が違う

ここを一度整理してみます。

制作会社は基本的に「作る会社」です。

ホームページ制作会社ならホームページを作る。

動画制作会社なら動画を作る。

広告代理店は、広告を設計して配信し、結果を分析します。

マーケティングコンサルタントは、何をどう進めるべきなのかという戦略を考えます。

どれが上で、どれが下という話ではありません。

単純に役割が違います。

ところが、中小企業の場合には一つ問題があります。

全部を別々の会社にお願いすると、

誰も会社全体の情報発信を見ていない。

という状態になりやすいんです。

ホームページ会社はホームページ。

動画会社は動画。

広告会社は広告。

SNS会社はSNS。

それぞれの仕事はちゃんとやっている。

でも、全部バラバラ。

私は長年この仕事をしていて、これが一番もったいないと思っています。

「作って終わり」では成果につながりにくい

実は私自身も、昔はホームページを作って納品して終わりという仕事をしていました。

インターネット黎明期には、それでも仕事が来た時代がありました。

ホームページを持っている会社そのものが少なかったからです。

ところが、当然そんな時代は長く続きません。

ホームページが世の中にあふれるようになれば、

「100万円かけてホームページを作ったけど、問い合わせが来ない」

という話が出てきます。

動画も同じです。

30万円かけて会社紹介動画を作った。

YouTubeにアップした。

終わり。

これでは、ほとんどの場合もったいない。

本来なら動画を作ったらYouTubeに公開する。

その内容をブログ記事にする。

SNSでも紹介する。

ホームページにも埋め込む。

必要なら広告を使って、まず見てもらう。

反応が良ければ、そのテーマをさらに掘り下げる。

こうして一つのコンテンツを起点に、情報をつなげていく必要があります。

情報発信は一発勝負のギャンブルではありません。

積み重ねです。

プロに頼む=全部丸投げ、ではない

では、専門会社に全部任せればいいのでしょうか。

私は「制作作業」は任せていいと思っています。

動画編集を社長自身がやる必要はありません。

広告管理画面の細かな設定を、初心者の経営者が何時間もかけて覚える必要もありません。

ホームページ制作も同じです。

そこはプロに任せればいい。

ただし、

会社そのものまで丸投げしてはいけない。

と思っています。

自分たちは何者なのか。

何を大切にしているのか。

どんなお客様に来てほしいのか。

他社との違いは何なのか。

なぜこの仕事をしているのか。

これは外部の制作会社には分かりません。

一番分かっているのは、その会社の経営者やそこで働いている人たちです。

ですから私は、

「業者に情報発信を作ってもらう」のではなく、「一緒に作る」

という感覚がいいと思っています。

業者を選ぶときは「その会社自身」を見てほしい

では、制作会社やコンサルタント、広告代理店を選ぶときに何を見ればいいのか。

私なら次のようなところを確認します。

  1. コンテンツマーケティングを勧める会社なら、自社ブログをきちんと更新しているか。YouTubeを勧める人なら、自分自身でもYouTubeを実践しているか。SNS運用を教える人なら、その人自身のSNSはどうなのかを見る。
  2. ホームページだけではなく、ブログ、YouTube、SNS、会社概要、代表者の経歴などを「点」ではなく「面」で見る。
  3. 「売上10倍」「フォロワー10万人」「数百社支援」といった派手な数字だけで決めず、その実績が自社と近い規模や業種でも再現できそうなのかを見る。
  4. 制作物を納品して終わりではなく、その後どんな情報を発信し、どのように改善していくかまで一緒に考えてくれるかを見る。
  5. 自社の考え方や強みを理解しようとしてくれる相手かどうかを見る。

AIを使えば、それらしい文章はいくらでも作れるようになりました。

きれいなホームページも作れます。

プロフィールだって、いくらでも立派に見せられます。

だからこそ私はこれから、

「誰が言っているのか」

が今まで以上に重要になると思っています。

派手な成功事例より「自社に近い実績」を見る

これは特に中小企業には大事だと思っています。

「広告で売上10倍!」

という実績があったとします。

素晴らしい実績です。

でも、その会社が月に何千万円、何億円という広告費を使える会社だったら、月10万円の広告予算しかない会社が同じことをできるでしょうか。

たぶん戦い方が違います。

大企業には大企業のマーケティングがあります。

中小企業には中小企業の戦い方があります。

ですから業者の実績を見るなら、

「自分たちに近い規模の会社を支援した経験があるか」

を見る方が、私は重要だと思っています。

中小企業に必要なのは「外部のマーケティング担当」

私は今後、制作会社、広告代理店、コンサルタントという肩書きそのものは、だんだん重要ではなくなってくると思っています。

中小企業に本当に必要なのは、

一緒に情報発信を続けてくれる存在

ではないでしょうか。

ホームページを作りました。

「では、このホームページに次は何を追加しましょうか?」

ブログを書きました。

「この記事、動画にもしてみませんか?」

動画を作りました。

「SNSにも使いましょう」

反応が良かった。

「じゃあ広告にしてみましょう」

検索データを見たら、あるキーワードからアクセスが来ている。

「だったら次は、このテーマの記事を書きましょう」

こういうことを一緒に考えてくれる存在です。

いわば、

社外にいるマーケティング担当者。

私は特に専任のマーケティング担当者を置くことが難しい中小企業ほど、こうしたパートナーが必要だと思っています。

もちろん全部を外注する必要もありません。

ブログは社内で書く。

動画制作だけ外注する。

広告運用は専門家に任せる。

戦略は一緒に考える。

そんな役割分担でもいいんです。

限られた予算の中で「どこを自社でやり、どこをプロに任せるか」を決めることも大切です。

AI検索時代でも結局やることは地道です

AI検索がこれからどこまで普及するのか。

ChatGPTなのか、Googleなのか、また別のサービスが出てくるのか。

これはまだ分かりません。

ただ、一つだけ私はかなり確信しています。

ネット上に会社の情報がなければ、AIもその会社を知りようがありません。

だからブログを書く。

動画を作る。

YouTubeで話す。

会社の考え方を発信する。

商品やサービスについて詳しく説明する。

お客様の事例を公開する。

こうした地道な情報発信は、AI時代になって不要になるどころか、むしろ重要になっていくのではないかと思っています。

そして、こうした情報は広告のように配信期間が終われば消えてしまうものではありません。

ブログも動画も会社のホームページも、

会社の情報資産として残ります。

私はやはり、その中心にあるのは自社で所有するホームページだと思っています。

SNSもYouTubeも使う。

広告も使う。

AIも使う。

でも、そのすべてをバラバラにするのではなく、自社の情報発信としてつなげていく。

これがこれからの中小企業のWebマーケティングではないでしょうか。

まとめ:何を発信するかと同じくらい「誰と続けるか」

今回の「AIに見つけてもらえる会社、見つけてもらえない会社」シリーズでは、3回にわたって情報発信についてお話ししてきました。

最終的に私が言いたいのは、とてもシンプルです。

広告だけに頼らない。

SNSだけに頼らない。

ホームページを作って終わりにしない。

そして、

「何を発信するのか」だけではなく、「誰と一緒に発信し続けるのか」まで考える。

自社でできるなら、それが一番です。

専任担当者を置ける会社なら、それでもいい。

難しい場合には、会社のことを理解し、一緒に考え、コンテンツを積み重ねてくれる外部パートナーを探してみてください。

制作会社なのか。

広告代理店なのか。

コンサル会社なのか。

その肩書きよりも、

一緒に会社の情報資産を作っていける相手なのか。

私はそこを見てほしいと思っています。

今回の内容は「現場ラジオ」でも詳しくお話ししています。

「その情報発信を誰と作るのか?制作会社・コンサル・広告代理店の選び方|AIに見つけてもらえる会社、見つけてもらえない会社 #3」

合同会社ジェイラインでは、ホームページ制作、動画制作、広告運用などを単体で考えるのではなく、会社全体の情報発信をどう組み立て、どう積み上げていくかという視点から中小企業のWeb活用をサポートしています。

「何から始めればいいのか分からない」という段階でも構いません。

まず現在のWeb発信を整理するところから、一緒に考えていきましょう。

お気軽にお問い合わせ下さい。

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