久しぶりにライブ配信を再開しました。
今回は「復活第1回」ということで、普段の撮影現場で使っているような大掛かりな構成ではなく、できるだけシンプルな機材でどこまで快適に配信できるかを試す回でもあります。
配信は30分ほど。
場所は本来スタジオでやる予定でしたが、この日は長野の寒さが厳しく、自宅の縁側からの配信になりました(このラフさもライブの良さですね)。
この記事では、配信で話した内容をベースに、
- これからライブ配信を始めたい方
- 動画制作を仕事にしたい方
- AI動画制作に興味がある方
- セミナー撮影など「現場系」のトラブル回避が知りたい方
に向けて、要点を整理して書いていきます。
1. 今回の配信は「最小構成」でテスト
普段、仕事でライブ配信を請け負う場合は、音声・映像・回線・バックアップなど、現場用のちゃんとした構成を組みます。
ただ、個人の情報発信や、毎週のルーティン配信は「続けられること」が一番大事です。
そこで今回は、極力シンプルに。
使用した構成(ざっくり)
- Marantzのコンデンサーマイク
- MacBook Air(M1)
- Zoom PodTrak P4
Zoom P4はUSB-CでMacに接続して、オーディオインターフェースとして使用。
電源はUSB充電しながら運用しました。
「パソコン+マイク+小型ミキサー(録音機)1台」という超シンプルな構成でも、ライブ配信の音は十分成立します。
もちろん、用途によって理想は変わりますが、「まず始める」にはこのくらいの構成が現実的だと感じています。
2. AI動画制作のメリットは「撮影に行かなくていい」だけじゃない
配信の中盤では、年始に制作したフルAIの挨拶動画の話をしました。
AI動画制作のメリットとしてよく言われるのが、
- 撮影が不要
- 人や場所の手配が不要
- 早い・安い
このあたりですが、実務で大きいのは、実はそこだけではありません。
Bロール問題が一気に解決する
企業のPRやセミナー関連の動画では、喋っている映像だけだと単調になりがちで、途中に入れる「イメージ映像(Bロール)」が必要になります。
以前は素材サイトを契約して、ストック映像から探していました。
ただ、これが地味に大変で、
- 欲しい素材が意外と見つからない
- 日本人っぽい人物素材が少ない
- 「ちょうどいい」映像がない
こういう悩みが必ず出ます。
AIが出てきてからは、このBロールが「探す」から「作る」に変わりました。
しかも人物の顔が出るレベルまで作れる。
この変化は、制作現場にとってはかなりインパクトがあります。
3. ただし、AI動画は「簡単にできる」わけではない
今回、周囲にAI動画を見せた時の反応として、
「すごい!」
「もう何でもありだね」
「簡単に作れちゃうんでしょ?」
という声があった、という話もしました。
結論から言うと、遊びなら簡単です。
でも、商用・ビジネス用途は別物です。
- メッセージがズレると使えない
- カットの統一感が必要
- 企業用途は「雑さ」が許されにくい
- 修正が前提(ここが時間を食う)
結果として、今回はトータルで8時間程度かかっています。
さらに動画系AIは、使えば使うほどクレジット(利用料金)を消費するので、「無料で量産」みたいな世界でもありません。
AIは便利。
でも、便利だからこそ、ちゃんと設計してコントロールする人間側の仕事が残る。
ここが現場のリアルです。
