インスタ活用講座第1回:インスタグラムで結果を出すアカウント設計の極意
こんにちは!
今年のキュウリはうまくできなかったと嘆いている、家庭菜園3年目のトータル山本です。
ジェイラインでは、インスタグラムの運用サポートも行わせていただいております。
最近、インスタの使い方の問い合わせをポツポツいただくようになったのですが、インスタをやれば商品が売れると簡単院考えていらっしゃる経営者さんが多いことに驚いいた驚いた。
てことで、インスタのビジネス活用法の記事を何回かに分けてお届けしようと思います。
まずは、基本中の基本から。
アカウント設計のお話です。
インスタグラムでビジネスを成功させるには、単に綺麗な写真や動画を投稿するだけでは足りません。
アカウント全体を戦略的にデザインすることで、ターゲット層に響く発信ができ、ビジネスの成長に大きく貢献できます。
今回は「ユーザーネーム」「アイコン」「プロフィール」という3つの要素にフォーカスし、ビジネスで結果を出すためのアカウント設計のポイントを解説していきます。
さらに、具体的な事例を交えて説明するので、実践に役立つ内容になっていますよ。
1. ユーザーネーム:アカウントの第一印象を決める重要な要素
ユーザーネームは、インスタグラムにおける「ビジネスの顔」と言えます。
アカウントを訪れた人が最初に目にするこの名前によって、興味を引きつけるかどうかが決まるのです。
単純な名前であれば覚えやすく、ビジネスの内容がすぐに連想できる名前であれば、ターゲット層にとって親しみやすく、フォローしたいと思ってもらえる可能性が高くなります。
ユーザーネーム選定の重要なポイント
- シンプルで覚えやすい名前にする
複雑な単語や記号の多用は避けるべきです。
例えば、@Total_Beautyのように短くシンプルで、誰が見てもすぐに覚えられるものが理想的です。
名前を見ただけで、アカウントの内容が想像できることが、ビジネスアカウントにおいて非常に重要です。 - ビジネス内容を連想できる名前を選ぶ
ユーザーネームを見ただけで、そのアカウントが提供しているサービスや製品を理解できるようにすることがポイントです。
例えば、美容関連のビジネスなら「beauty」「cosme」などのキーワードを含め、訪問者が直感的にそのアカウントが美容に関する情報を発信していることを感じられる名前にしましょう。 - 地域性や特定のジャンルを強調する
地域やジャンルをアカウント名に含めることで、特定のターゲット層にアピールすることができます。
例えば、@natural_beauty_tokyoのように「tokyo」を含めることで、東京周辺に住む女性たちにターゲットを絞り込みやすくなります。
これにより、ローカルなコミュニティや地域に特化したブランド戦略が可能となり、フォロワーとの親近感も増す効果が期待できます。
具体例
- ターゲット: 女性向けのオーガニックコスメを販売するアカウント
- ユーザーネーム: 「@natural_beauty_tokyo」
- 解説:
「natural」「beauty」という単語を組み合わせることで、ビジネスの方向性が一目でわかり、自然志向の美容に興味がある人に響く名前です。
「tokyo」を追加することで、地元の人々にアプローチしやすくなり、都市のブランドイメージを強調できます。 - ターゲット: 若い女性向けのアパレルブランド
- ユーザーネーム: 「@urban_chic_apparel」
- 解説:
「urban」と「chic」という単語で洗練された都会的なスタイルを連想させ、「apparel」でファッションブランドであることを示しています。
このような名前は、若いトレンドに敏感な層に強い印象を与えることができます。
ユーザーネームの差別化
同じジャンルのアカウントが多数存在する中で、ユーザーネームで他と差別化を図るのは至難の業です。
特に人気の高い名前はすでに他のアカウントが使用していることが多いので、少しの工夫が必要です。
記号や数字を加える、名前の順序を入れ替えるなど、独自性を出すために柔軟に調整しましょう。
ただし、あまり複雑になりすぎないように注意することが大切です。
2. アイコン:視覚的に訴求し、記憶に残るデザインを
アイコンは、アカウント全体の印象を決定付ける重要な視覚要素です。
一目でアカウントのイメージやコンセプトが伝わり、ユーザーに強い印象を残すことが求められます。
アイコンが魅力的であれば、ユーザーがフィードをスクロールしている際にも、アイコンが目に留まりやすく、結果としてフォロワーの獲得やエンゲージメントの向上につながります。
アイコン選定の重要なポイント
- シンプルでわかりやすいデザインを選ぶ
アイコンは小さなスペースに表示されるため、情報を詰め込みすぎず、シンプルかつ目を引くデザインにすることが重要です。
例えば、ロゴやシンボルをシンプルにまとめることで、一目でビジネス内容を理解してもらいやすくなります。 - ビジネスの内容を連想させるものにする
アイコンを見た瞬間に、ユーザーがそのアカウントの内容を理解できるようにしましょう。
たとえば、飲食店のアカウントなら美味しそうな料理の写真、美容サロンなら美容器具やビューティー関連のアイコンなどが適しています。 - ブランドカラーを取り入れる
ブランドのイメージカラーがある場合、その色をアイコンに取り入れることで、一貫性のあるブランディングを確立できます。
統一感があるデザインは、ユーザーの記憶に残りやすく、ブランド認知度の向上に繋がります。
具体例
- ターゲット: 子供向けの知育玩具を販売するアカウント
- アイコン: 明るいパステルカラーを基調とし、子供が楽しそうに遊んでいるイラスト
- 解説:
ターゲット層である親子に親しみやすさを感じさせるデザイン。明るく楽しい雰囲気が伝わり、知育玩具の販売にぴったりです。
シンプルなイラストにすることで、スマホの小さな画面でもしっかりと視認でき、印象に残りやすいアイコンとなります。 - ターゲット: 高級スキンケア商品のオンラインショップ
- アイコン: ゴールドを基調としたシンプルなブランドロゴ
- 解説:
ゴールドを使用することで、ラグジュアリー感を強調し、高級志向のユーザーにアピールします。ブランドロゴをシンプルかつ上品に見せることで、信頼性やクオリティの高さを視覚的に訴求します。
アイコンの差別化
競合他社が多い中で、アイコンを通じて他と差別化を図ることも重要です。
色使いや形状、ビジネスの内容に合ったユニークなデザインを取り入れることで、ユーザーに「特別感」を感じてもらえるように工夫しましょう。
3. プロフィール:顧客にアカウント
の価値を伝える
プロフィールは、アカウントに訪問したユーザーに、アカウントの価値を的確に伝える重要な要素です。
プロフィールの文章を通じて、ビジネスのコンセプトや提供する商品・サービスの特徴を伝え、フォロワーがアカウントをフォローするかどうかを判断する材料となります。
短くても、ターゲットに響く内容を含んでいるかどうかがポイントです。
プロフィール作成の重要なポイント
- 誰に向けて発信しているのかを明確にする
具体的なターゲット層を示すことで、ユーザーが「自分向けのアカウントだ」と感じやすくなります。
例えば、「30代働く女性へ」といった具体的なターゲットを示すことが、共感やフォローにつながりやすくなります。 - 発信内容を具体的に示す
発信するジャンルや情報の種類を具体的に記載することで、ユーザーが求めている情報を提供しているかどうかがわかります。
「美容」「ダイエット」「ビジネスアドバイス」など、アカウントで提供している情報を明確にすることで、訪問者にとって価値のあるアカウントであることをアピールできます。 - フォローするメリットを提示する
「フォロワー限定のクーポン」や「ここでしか手に入らない情報」といったメリットを強調することで、フォローする動機を与えることができます。
また、ウェブサイトや他のSNSへのリンクを追加することで、他のプラットフォームにユーザーを誘導することも可能です。
具体例
- ターゲット: 仕事で忙しい20代後半女性向けの時短レシピを発信するアカウント
- プロフィール:
「【疲れた夜でも簡単に作れるレシピを発信中】仕事で忙しいあなたへ。平日は毎日レシピ投稿、週末はライブ配信で料理の悩みを解決しますレシピはこちらから」
URL
#時短レシピ #簡単レシピ #働く女性の味方 - 解説:
簡潔でわかりやすく、誰に向けたアカウントなのかがはっきりと伝わる内容です。
また、絵文字を効果的に使うことで、視覚的に読みやすく、親しみやすい雰囲気を演出しています。ハッシュタグも関連性の高いキーワードを使用し、検索されやすくなっています。
行動を促すコールトゥアクション
プロフィールの最後には、必ず「行動を促す言葉」を入れることを心がけましょう。
例えば、「ウェブサイトはこちら」「DMでお問い合わせください」といった具体的なアクションを提示することで、ユーザーに次のステップを示し、顧客獲得に繋げやすくなります。
まとめ
インスタグラムでビジネスを成功させるには、アカウントの設計が欠かせません。
ユーザーネーム、アイコン、プロフィールの3つの要素を上手に活用することで、ターゲットに響く戦略的なアカウントが作れます。
具体的な事例を参考にしながら、ビジネスに最適なアカウント設計を目指しましょう。
投稿者プロフィール
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こんにちは。トータル山本と申します。
田舎暮らしのフリーランスクリエイターです。
情報デザインをビジネスに活用することを実践し、お伝えするのが仕事です。
のんびりと自然に囲まれながら、日々クリエイティブな仕事を楽しんでいます。
起業してから早25年以上!その間、なんとかデジタルの波に乗り、ITに閉鎖的な地方でやってきました。
私のモットーは「自由な時間」。
建設業界にいた30年ほど前は、朝6時に家を出て、夜12時に帰宅。
そして資格試験の勉強を深夜2時まで行い、土日も出勤していました。
残業手当は微々たるもの。
そんな、ザ・昭和のブラック労働を20代前半に経験した私にとって、「自由な時間」の獲得が最大の目的です。
そのために、仕事にも健康にも真剣に向き合っています!